top of page

道をきりひらく…

info1265656




毎年6月になりますと、ご先祖様が眠っている山形県のお墓参りへ。

いつか私もここへ仲間入りさせていただくために、かれこれ20年ほど通っています。

その場所は古くからのお墓ばかりある山の奥深くにあり、年に一回ご挨拶に行きますと、草が生い茂って道がなくなってしまうくらいの大自然の中で、鹿と遭遇したこともありました。

毎回ご先祖様にご挨拶をする前には生い茂った道をキレイにすることから始まり、この作業がかなりの重労働でして…刈り込みハサミで長い道のりを切り開いていくのです。

時には雨の中の作業だったり、ヘビや大ムカデと出くわしたこともあります。

とにかく無心になり道なき道を切り開き、また翌年には同じ状態になることがわかっていても、その時、その瞬間だけでもキレイにしておきたくて…


こうして自分の人生も自分のチカラで切り開いていくことが大切なのかもしれませんね。もしかすると、ご先祖様がそれに気づかせるためにこの状況を私たちに与えてくれているのかもしれませんが。

自分の進む道…やっぱりたまにはキレイにしないと何処へ進んでいったらいいのか?また進みたくても進めない。という状況にもなりかねません。


道が切り開かれると見通しもよくなって、進むべき方向のよくわかり、また一歩ずつ踏み出そう!という気持ちにもなりますよね。

荒れ果てた道だと進む方向すらもわからず、もしかしたら穴が開いているかもしれませんね。また踏み出すこともためらってしまうことにも。


こうして大自然とご先祖様に気付かせてもらったおかげで私も自分の進むべく道を更に切り開いていくことと、進む方向性をしっかり見極めていきたいと思います。


皆さまもたまには、ご先祖様にご挨拶をし新たな気づきを発見してみてくださいね。

bottom of page